多汗症に効く漢方

多汗症に効く漢方

多汗症だけれど、注射や手術は行いたくない、薬もなるべく身体に負担をかけたくないという人は、
漢方に救いを求めるケースも多いようです。漢方では多汗が起こっている部位、原因、体質などを
総合診断して、その人だけに合った漢方薬を処方しますので、コツコツ治療していくのに向いていると言えそうです。

 

漢方は、もともと自律神経のバランスを取る処方には長けていますので、
交感神経が過敏になっている多汗症の治療には効果を発揮してくれそうです。

 

精神性発汗が多い人には、緊張を緩和する精神安定作用のある漢方が処方されたり、
食生活から余分な熱が生まれている人には、胃腸の熱を取る漢方が処方されたりします。

 

人によって処方は異なるので一概には言えませんが、神経を安定させるには
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)や柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)など、

 

食生活から来ている場合は
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)や茵陳蒿湯(いんちんこうとう)など、

 

ホルモンバランスの乱れの場合には
加味逍遥散(かみしょうようさん)などが処方されることが多いようです。

 

ただし、遺伝性の場合は漢方による改善は難しいとされています。

 

多汗症は遺伝的なものよりは、後天的なパーソナリティによるものと言われていますが、
体質や生活環境などを含めて一度診断してもらったほうが良いでしょう。

 

でも多汗症の相談は漢方薬局にはとてもたくさん寄せられるそうで、
早い人は20日ほどで汗の量が減り、2ヶ月もすると気にならなくなると言いますから、是非試してみてはいかがでしょうか。