多汗症は治せる?

多汗症は治せる?

多汗症になっても治療方法はありますので安心してください。

 

わきの多汗症にボツリヌス菌の毒素を注射するボツリヌス療法が保険適用されたのはほんの少し前、
2012年のことですが、他にも治療法はさまざまあり、汗をかく場所や程度によって治療内容が検討されます。

 

多汗症は原因不明の部分発汗が6ヶ月以上続いている状態と言われますが、
症状を訴える患者が思春期を迎える頃の若年層であることも大きな特徴です。

 

学校で勉強する時に、ノートやプリントが濡れて破れるとか、
人と手をつなげないなど非常に心の傷む障害があり、病院を訪れるケースが多いようです。

 

成長すると症状が軽くなる人も少なくないのですが、思春期の半年はとても長く貴重な時間ですよね。
早くなんとかして改善したいと願う人が多いのも当然でしょう。

 

治療方法としては、まずは塩化アルミニウム溶液を塗って、汗の出口を塞ぐ治療から試みられます。
夜、就寝前に塗って、翌朝洗い流すという方法です。

 

溶液を含んだ手袋やガーゼを汗の出る場所にあてて、ラップなどで密閉する方法を取る場合もあります。
数週間毎日行う必要がありますが、重症例にも効果があり、身体に弊害を来し難いので治療の第一選択になります。

 

手のひらの場合や足の裏の場合には、水道水イオントフォレーシス療法というものもあります。
簡単に言ってしまうと専用機器で水道水に電気を通し、手足を浸けることで汗腺機能を抑制する方法です。

 

保険が適用となるので、病院で施術を受けることになります。
まずは注射や手術などではなく、こうした治療で症状を抑制すべきでしょう。