多汗症は体質か病気か?

多汗症は体質か病気か?

汗は、少なからず体質によってかきやすい人、あまりかかない人とに分かれるのは確かですが、
それが度を超す場合には、体質ではなく病気となります。

 

日常生活に支障をきたすほどの症状であれば、それはれっきとした病気としての多汗症と言えるでしょう。

 

多汗症の治療に関して注射による治療に保険が適用されたのが2012年、
ただし、本当に原因不明の多汗症なのか、それとも他に元となる病気があるのかは、正しく診断される必要があります。

 

多汗を伴う代表的な病気と言えば甲状腺機能亢進(こうしん)症で、バセドウ病という病名で知られています。
これは甲状腺ホルモン分泌が過剰になる病気で、全身に大量の汗をかくことでも知られます。

 

また、副腎や脳下垂体(のうかすいたい)に異常がある場合でも多汗になることがあり、
そうした病気が多汗の影に隠れていないかをきちんと知る必要があります。

 

多汗症は、あくまでも原因不明の場合のみとなるからです。

 

寝汗が大量の場合には、白血病など血液の病気が疑われる場合もありますし、
ずっと微熱が続く病気の場合、体温を下げるために一晩中大汗をかく場合もあります。

 

いずれにしても、明らかに異常と思われる発汗の場合、
それは体質などではなく、病気のサインである場合が多いことを知る必要があるでしょう。

 

どこまでが正常でどこからが異常なのかと言うと、程度問題のために確かに判断は難しいのですが、
着ているものが雨に濡れたようになってしまうとか、手に持ったものやパソコンに支障が出るとか、
暑くもないのに大量の発汗が見られる場合には要注意です。

 

上半身のみや顔のみ、手のひらのみなど、局所的にかく場合も要注意ですね。